フリーソフト*Jw_cadで編み図を描こう

出てくるコマンド《レイヤ操作》《線色》《範囲》《ブロック化》《ブロック解除》

≪記号をブロックにしよう−3≫

編み目記号を補助線の上に移動して、ブロック化の準備が出来ました。
レイヤと線色を、編み目記号を描いた状態に戻してからブロック化していきましょう。

レイヤを戻す―――《レイヤ操作》《線色》

レイヤを戻す
補助線を8番のレイヤで描いたので、今度は編み目記号を描いたレイヤに戻ります。
万が一、初めに何番レイヤだったか覚えていなくても、あせらなくて大丈夫です。

良〜く見ると、何か印の様なのが付いてますよね。
これはこのレイヤに図が描いてありますよー、という印です。
印が0番レイヤにあるので、0をクリックします。
マウスで0をさらにもう一度クリックすると、16枚のレイヤが画面いっぱいに並んで開くので、どこに何を描いたかが一目で分かりますよ。見たら、右上の×で閉じてください。
8レイヤを操作不能にする
次に、補助線を選択出来ないようにします。
8を左クリックすると○も8も消え(8レイヤの図が消える状態)、もう一度左クリックすると○が消えます。

これで8に描いた図が操作できなくなります。(カーソルを白い画面に戻したときにその状態になります)
8レイヤに描いたピンクの線が灰色に変わっているのが分かりますか?
線色を戻す
線の色も元の黒に戻しましょう。
これをクリックして、黒い線を選んで『OK』します。

編み目記号をブロック化―――《範囲》《BL化》

名前
ブロックには名前を付けて<ブロック化>します。
違う図形に同姓同名は許されないので、細編みは<細編1><細編2>と名前を分けます。
細編み1
  1. 左に並んでいるをクリック
  2. 細編みの×を囲むようにマウスでクリック
  3. 画面の上の『基準点変更』をクリック
  4. ×の細編みのすぐ下の、補助線の交点をクリック

    基準点を示す小丸が補助線の交点に移りました。
  5. 左に並んでいる『BL化』をクリックします。
  6. ブロックの名前を付けるダイアログが出てくるので、<細編1>と入力し『OK』します。

これで×の細編みが<細編1>という名前のブロックになりました。

細編み2
  1. (または上の『選択解除』)をクリック
  2. +の細編みを囲む
  3. 『基準点変更』をクリック
  4. +の細編みのすぐ下の、補助線の交点をクリック

    基準点を示す小丸が補助線の交点に移りました
  5. をクリック
  6. 名前に<細編2>と入力し『OK』
鎖編
  1. (または上の『選択解除』)をクリック
  2. 鎖編みを囲む
  3. 『基準点変更』をクリック
  4. 鎖の左端をクリック
  5. をクリック
  6. 名前に<鎖編>と入力し『OK』
中長編
  1. (または『選択解除』)をクリック
  2. 中長編みを囲む
  3. 『基準点変更』クリック
  4. 中長編みのすぐ下の、 補助線の交点をクリック
  5. をクリック
  6. 名前に<中長編>と入力して『OK』
長編み
  1. (または『選択解除』)をクリック
  2. 長編みを囲む
  3. 『基準点変更』クリック
  4. 長編みのすぐ下の、 補助線の交点をクリック

  5. をクリック
  6. 名前に<長編>と入力して『OK』
他の記号
他の編み目記号も、長編み等を参考にして『BL化』します。
     
「長々編」「三巻長編」「引上長編」「裏引上長編」
     
「長編2玉編」「交差長編」「鎖交差長編」「引抜」など、分かり易い名前を付けてブロック化します。
注意点
注意点は、<基準点>は、縦線の下端ではなく、補助線の交点だということです。
『基準点変更』したら、小丸の位置に注意してください。

ブロック化に失敗してしまった時

ブロック解除
ブロック化するときに、間違えてやり直したら、

こんなのが出てきて、やり直しが出来なくなった・・・そんなときは

  1. やり直したいブロックを『範囲』で選択
    (複写などで複数あったら全部)
  2. をクリック
    (これでその名前のブロックが無くなりました)
  3. JWWを一旦保存終了してもう一度開く
すると、もう一度その名前を使ってBL化が出来るようになります。

ファイルを上書き保存してください。
これで、編み目記号が、バラバラの線の集まりではなくなり、記号をひとつの塊として扱えるようになりました。
次ページで、今度は使うときに呼び出すための<図形登録>をしていきましょう。

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