出てくるコマンド《直線》《中心》《表示》《ツールバー》
鎖編みが描けたら、その次に簡単な中長編みを描きましょう。
中長編み―――《直線》《中心点取得》 |
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編目記号のサイズ |
中長編みは、頭が1ミリ、胴体が2ミリのTの字です。 ところが、その通りに描くと、横に1ミリ縦に2ミリで並べたときに、隣との隙間が無くなってただの格子になってしまいます。 並べたときの見た目を考えて、線を0.2ミリずつ短く描きましょう。 |
横線 |
頭の横線を描く
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縦線 |
胴体の縦線を描く
頭の水平線の中心から縦線が引けて、中長編みが出来ました。 |
コマンドアイコンを出す―――《表示》《ツールバー》 |
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『中心』アイコンを出す |
ここで、『中心点取得』というのが出てきました。 このコマンドはこの先も使いたいので、アイコンを出しましょう。
こんな風に画面の中に出たときは、画面左にドラッグして格納しましょう。 |
ここまでで楕円と直線を描いてきましたが、JWWの特色が少しお分かりになったでしょうか?
ここで少し解説をしておきましょう。
操作のヒント |
コマンドアイコンをクリックすると、上にボタンや窓が並んだバーが出てきて、下には「〜〜〜してください」という文章が出てくるのが分かりましたよね。 JWWではこの様に、それぞれのコマンドに合ったオプションを選ぶバーが(コントロールバーと言います)メニュー文字のすぐ下に出てきて、操作の手順を示す文章が画面の左下(ステータスバー)に出て来てくれます。 なので、この両方をよーく見ると、次に何をしたら良いのかが判って来るのです。 |
(L)と(R) |
左下のステータスバーに出てくる指示文の中の「(L)」は左クリックの事、「(R)」は右クリックの事です。 「(L)free」というのは、左クリックで自由な場所を選べるという意味。 「(R)read」というのは、右クリックで決まった点を読み取る(CADが勝手に近くの点を拾ってくれる)という意味です。 そのほか、〜〜〜マウス(L)で、〜〜〜マウス(R)で〜と書いてあれば、〜〜〜するなら左クリックで、〜〜〜するなら右クリックで〜という意味です。 |
(R)read-読み取り点 |
CADで線を描くときは、多くの場合、別の線と正確に繋がった線を描きます。 ですので、線の始めや終わりの点をクリックするときは、右クリックして、CADに近くの点を読み取らせる事が多くなります。 試しに、1本自由に線を描いてから、2本目の線を1本目の線の端っこ近くで右クリックして描き始めてみてください。 線の繋ぎ目を拡大すると、ピッタリ繋がっているはずです。 描いた図形を移動したり複写したりするときも、右クリックで正確な点を拾う(=読み取る)ことが出来ます。 |
オプション |
上に出てきたコントロールバーのオプションを使って、正確な長さや角度の図形を描くことが出来ます。 オプションは、クリックしたコマンドとその時の状態に合わせて変わります。 ただし、このオプションの値は残ったままになる事もあるので、次に同じコマンドを使うときは、確認が必要です。 おかしいな?と思ったら、オプションが前のままだった、なんて事もよく起こります。 |
では、次は長編みです。
上書き保存して次に進みましょう。
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